聖シャンバラ 横尾忠則版画展
おはようございます。
12月2日、横尾忠則氏の連作版画聖シャンバラの展示と出来たてホヤホヤの新作がいくつか展示販売されているというので、横須賀市にあるカスヤの森現代美術館へ行きました。
というか、「12月2日はイベント開催の為一般の方の入場は午後2時までです。」とホームページに告知されていたにもかかわらず、確認しておらず2時過ぎに行ってしまうというKYぶり
大変ご迷惑をおかけしました…
にもかかわらず、館長さんをはじめスタッフの皆さんはまるでシャンバラの住人であるかのように広い心で丁寧に受け入れて下さり、案内していただきました。
本当に失礼致しました。
そして、ありがとうございました。
カスヤの森現代美術館は、個人経営の美術館で規模は小さめですが、私のようにシュルレアリスム、ダダ系が好きな人は常設展示も含めて結構楽しめると思います。
駐車場は2、3台分ありますが、住宅地にある為来るまでの道が途中からかなり狭くなるので、バスから徒歩という訪問スタイルをおすすめします。
横尾氏の展示は数年前、青森県立美術館であったのですが、米留学の頃だったので結局、その時は行けず、
今回は非常に楽しみにしておりました。
最初に横尾氏の作品と出会ったのは、仙台市のショッピングモールで、
天井桟敷のポスター展があり、
そこにたまたま立ち寄ったのでラッキーと思い見に行ったのが最初です。
てか、思えば私の地元青森県に、
寺山修司記念館というのがあるのに、
なぜか仙台で…
カスヤの森の館長さんは、「横尾さんのファンは男性が多いのですよ」と教えてくれましたが、
まあ私の脳はどちらかといえば男性ですので…笑
私は、横尾氏のユーモアのセンス がとても好きなのです。
今回、新作で展示されていた絵で、
女性の顔面にレタスが付いている絵があったのですが、
奇しくも最近、レタスの値段が高く
多分ですが雨の影響でレタスの出来が悪く、
外の傷んだ葉をかなりむしって小さくされたのか、巻きの少ない小さいレタスが高値で売られていて、
その絵の女性の顔面にボンと置かれたレタスが
まさにスーパーの野菜売り場のレタスとかぶって見えて
その絵が大変気に入りました。笑
さて、聖シャンバラですけど、
私の世話をよくしてくれていた祖母が、曹洞宗の在家の行者で、昔から子供の私を連れて一緒によくお寺に行ったもので、私は今でも神社とか神道のものよりお寺、仏教のほうが身近に感じます。神社も好きですけどね。
明治政府に禁止されたけど今でも本当の日本の伝統宗教は神道と仏教のフュージョンだと思っていますし。
だから今でも田舎の神社とかで、御神体が観音様だったり、お寺の敷地内に鳥居があったりするとテンションあがりますね。ああここは、神仏分離を免れてひっそり守られて来たんだなあと。
ヨガとかも興味はあり実際流行ってますけど、コミュ障の私は1日体験すらできずにいます。
多分、その時が来ればなるようになると思うので、あまり気にしてはいませんが。
横尾氏もシャンバラを知ったのは空飛ぶ円盤について調べている頃のことだったようで
そういえば先月、私も結構デカめの隕石見たしなぁ。