去年仕立てた単衣と、アンティークの着物
おはようございます。
単衣の着物を全く持っていなかったので、昨年の秋に反物を買って仕立てに出し、
年末に出来上がってきていたのですが、
全く手をつけておらず、
本日おろしました。
浜松紬
機械織りなので、そこまで高くなく買えました。
帯は間に合わせで何にでも合うので重宝してます、博多の半幅帯
単衣なので、着られるのはもう少し先ですねー。
天気がいいのでそのまま他の着物も虫干ししました。
黒の銘仙と赤い襦袢は、アンティーク物です。
銘仙はかなり状態が良く、多分昭和2、30年代の物だと思われますが、その頃には銘仙も廃れて来てるし、どうだろう?
袖が長いので若い人の着物だったのでしょう。
アンティーク着物はひとつのファッションのジャンルのような物で、
銘仙は出回っている物の大多数が袖の長い物。
未婚だ既婚だとか、年齢がどうのとか気にしたら着られなくなってしまうので、
アンティークに関してだけは例にならって袖が長いままで着ています。
赤襦袢はおそらく昭和初期頃、戦前の物と思われます。
だとしたらほぼ100年前の物ですね( ゚д゚)
じつは5000円くらいで買った物なんですが、絶対にもっとすると思います(笑)
古い物(特に衣類)は維持するのが大変なのでできるだけ避けているのですが、
古い着物は独特の雰囲気があり、現代物ではどうしても出せない風合いや色遣いがあるし多少無理してでも持っていたいので、虫喰いとカビに気をつけて頑張ってます。
運がいいことに私は背が低く、背が低い昔の人の着物も普通に着られてしまうことが多いので。