【第2話】身長152cmが、まずは普通二輪免許を取る。
おはようございます。
前回
http://bankara3.hatenablog.jp/entry/2017/08/30/231604
の続きです。
最初、
さすがに普通二輪はいけるだろう
と、簡単に思っていました。
(原付も人の借り物くらいしか乗ったことないのに。)
重い。
そして足がろくに届かないし、最初はバランス悪いんですよね。
ちなみにバイクは教習車としてはもはやお馴染みのCB400です。
足が長ければ、多少バランス感覚が無くても、足が簡単につくのでその分楽です。けど、ちびっ子にはそれだけハンデがあるのです。身長が高い人には絶対にわからない…(・Д・)
普通二輪1段階で教習所に通っていた頃は、ほぼ毎回何かの理由で転倒してました。
(;▽;)
アクセル開けすぎてバイクごと吹っ飛んだこともありましたし(公道でそれやったら事故です)
しかも、最初の2、3時間は、125ccの小型二輪で練習させられていた。笑
身長普通サイズの人には笑ってしまうような話でしょうけど、多分それが後々いい結果になったと思っています。ちなみに、重さや足つきは、400ccのバイクと大して変わりませんでした。あれだけ乗れば慣れるんだなとあとから思いました。
普通に発進→停止ができるようになるまで、5時間くらいかかり、さらに初回から、次にハンコをもらえるまでは、7時間かかりました(;ω;)半端ないダメダメ感。
既に1段階が半分以上終わっていてもおかしくない時限数です。
低身長に加え、軽度の発達障害もあるばんからは、何でもなんですが習得するまでに人よりかなり時間がかかります。
ただし、それを分かっていたのであきらめることはありませんでした。
習得するまでに時間はかかるものの、覚えたことはその後、人に教えられるくらい研究して自分のものにしてしまうことも分かっていたので、今のうちとばかりにたくさんバイクに乗りました。金はかかりましたけども…
そして、MTからATに変えることを勧められたりもしました。
御断りしましたが…
だって意味ねーじゃん。
それだけ他の教習生よりはかなり、できが悪かったと思います。
ただし、時間さえかければ絶対に技術は身に着くと信じて疑わなかったです。
その後、普通に周回グルグル回り、発進→停止が問題なくできるようになり課題コースが出始めた頃ですが、
学生時代は宿題なんてやった記憶が全くない私ですが、
教習前と後には絶対教科書を見るようにしていました。
次に苦労したのはスラロームとクランク。
スラロームは、曲げながらアクセルを開けるというちょっと怖い課題。
(^^;)
当然、最初からできるわけがなく
最初はとりあえずパイロンにあたらないように走って〜
といわれ
おっかなびっくり(^^;)
スラロームをやり始めた頃、タイミングよくテレビで警察24時が放送されました。
警察24時 好きなので見ました。
しかもこれまたタイミングよく女性白バイ隊員の特集が!
さすがに私より小さい人はいませんでしたが、テレビの女性隊員も、白バイ隊員としては小柄で、バイクが重いので毎日汗だくになりながらセンタースタンドを起こし、バイクの点検をしているとのことでした。
また、体のわりにデカいバイクを乗っているということは同じでしょう。
しかも、白バイ協議会のスラロームって、教習所のより間隔が狭いらしいですね。
あんなデカいバイクで、狭いスラロームを通れるのなら、
教習所の400ccで、出来ないわけがないだろう つーか早くやってみたい!
早く次の教習の日になれー‼︎
と、楽しむ余裕も少し出てきました。
ちなみに私は、低速走行は得意らしく、一本橋やクランクではあまり苦労した記憶がありません。
ですが、一本橋という奴は何故か、いつも通り(いつもより遅め)に通っているつもりなのに、試験の日なんかは1秒足りなかったりするのです。ムカツク…
クランクに関していえば、バイク少し曲げるの遅れたかも!くらいの場所で曲げれば引っかからずに通れました。
急停車は二速で一気に加速!→からアクセル戻すポイント(何か目安にしてる物がみんなあるので、教官がだいたいの位置を教えてくれる)で戻して、線を超えない位置で止まれば問題なしなので、一度もコケることなく卒業できました。ここでだけはコケたくないという強い思いが通じたらしい。
1段階の最後のほうには、既に入学から2カ月が経過。
2段階は、ひたすら立ちゴケに注意しながら教習をこなし、1時間の超過もせず(これは私にはすごい成果だ!)ついに卒業検定の日を迎えました。
卒業検定は、坂道で3回エンストした事と、一本橋のタイムが少し足りなかったこと以外は、特に指摘をされることはなく、最後は同じ日に検定を受けた全員が、検定員から叱咤激励を受け無事に卒業しました。クリスマスももう少しの、12月11日のことでした…。
つづく?